日本株再上昇、でもこれが天井か?



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From;西村剛

昨日(9/25)の日本株市場は上昇しました。

日経平均株価は、前日比0.5%プラスの20,397円58銭、マザーズ指数は、前日比0.8%プラスの1065.50ポイントでした。いよいよ、株価の上昇が始まりました。

日本株急上昇中…

解散に対して事前の報道では色々とあったものの、フタをあけてみれば、安倍内閣が新たな景気対策を行なうとの報道が好感され日本株は上昇しました。

9/21(木)に年初来高値を更新した日経平均株価は、依然として高値圏で推移しています。そして、中長期的に見れば分かりますが、日経平均株価のチャートを改めてみると急上昇の形を描いています。

でも、これは天井?

ですが、さすがにここまで急上昇すると、「これが株価の天井ではないか?」と考えてしまう人と、「いや、これから大相場があるから、まだ上がる!」と考えてしまう人に別れるでしょう。では、いったい今、どちらの場面に来ているのでしょうか?そこでここからは、私の見解をお伝えしたいと思います。

過熱感が出てきている?

まず、結論から申し上げると、

短期的には過熱感があり、調整があるであろう

というところです。

今の日本株市場は、依然として北朝鮮問題への懸念はあるものの、それ以上に選挙に伴った景気対策への期待から、外国人投資家を中心に買われている状況です。だから、この記事でもお伝えしたように、さらなる上昇がありそうな状況ともとれます。

指標を確認すると…

しかし、注意したいのが「短期的に過熱感がある」ということです。日経平均株価のRSI(9日)は、91%まで来ています。また、ボリンジャーバンドで見ても2σ近辺で推移しています。これを見る限り、短期的には「買われすぎ」の水準にきています。つまり、それを考慮すると、ここから調整があるだろうと考えられます。一時的な下落やもみ合いを考えておいたほうが良いでしょう。

ただ、中長期的に見ると?

ただし、それはあくまでも短期的なものです。私の見解では、その調整が終われば、再び上昇を始めるのではないかと考えています。そして、年初来高値を更新してくるのではないかと考えています。

押し目買いのチャンス

つまり、まとめると短期的には調整を警戒しつつ、中長期的には上昇が期待できるだろうということです。特に、この5つの最強の投資戦略の中で言えば、ここからは「押し目買い戦略」のチャンスでしょう。

押し目買い戦略は、上昇トレンドの中での短期的な下落を捉えるミドルリスク・ミドルリターン型の戦略です。上昇トレンドの中での下落を捉えるということもあり、他の4つの戦略よりも、比較的安心して運用できる戦略の一つです。まさに、この戦略が活きる場面が、これから短期的にあると考えています。

ここからは調整を想定して動こう

もちろん、いつも申し上げている通り、将来の株価は誰にも分かりません。だから、これが必ずしも現実になるとは限らないでしょう。ただ、指標で見ると、短期的には過熱感が出ています。それをふまえると、ここからの調整は十分に考えられるでしょう。

また、その一方で中長期的に見ると、依然として良い状況が続いていると考えられます。それを考慮すると、さらなる上昇にも備えておいたほうが良いでしょう。

これは私たちの特権

そして、こういった場面は、まさに私たちシステムトレーダーのように、場面に応じて戦略を自由に切り替えられる私たちだから、着実に利益を積み上げられるときでもあります。いくら、私が短期的には…中長期的には…と言っても、私たち以外の個人投資家は、そんなに器用に戦略を切り替えることはできません。

ですので、これは私たちシステムトレーダーの特権でもあります。ぜひ、その特権を活かし、ここからの株価の動きに乗って、着実に利益を積み上げていきましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。