日経平均3日続落…やはり天井か?



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From;西村剛

昨日(11/10)の日本株市場は、下落しました。

日経平均株価は、前日比0.8%マイナスの22,681円42銭、マザーズ指数は、前日比0.9%プラスの1143.67ポイントでした。前日の米国株式市場が下落したことを受け、日経平均株価は下落しました。しかしながら、これまで上げ幅の少なかった新興銘柄が物色され、マザーズ指数はプラスでした。

日経平均株価3日続落…

ただし、これで日経平均株価は3日続落です。また、振り返れば、11/9(木)の株式市場では、日経平均株価が高値23,382円を付けた後に急落、安値22,522円まで急落するなど、不安定な動きがありました。

やはり、天井なのか?

これまで順調に上昇してきただけに、この値動きを見て不安になっている個人投資家も多いのではないでしょうか?そして、ここ最近、まだ上昇の余地があると私はお伝えしていますが、それとは全く反対で「これが天井ではないのか?」と不安になっている個人投資家も多いでしょう。

これは「健全」なもみ合い期間

そこで、ここからはこの数日間の株式市場の動きをふまえて、私の見解をお伝えしましょう。まず、結論から申し上げると、

もみ合いの時期が終われば、再度高値更新の上昇トレンドに戻るのではないか

と考えています。

その理由は、シンプルです。これまでの日経平均株価は、毎日のように◯日連続上昇と話題になるくらい上昇を続けてきたことをふまえると、ここで「一時的なもみ合いの展開が続く」と考えられるからです。だたし、もみ合いと言っても、これは「健全なもみ合い」です。株価上昇の過熱感を解消するためのものであり、ここから下落する予兆のもみ合いではないと考えられます。つまり、これまでの上昇の過熱感を解消する健全なもみ合いが終われば、再び高値更新をすると考えられるでしょう。

もみ合いはいつ終わる?

では、いったい「いつが、もみ合いが終わるタイミングなのか?」ですが…それは「マザーズ指数が高値を更新したタイミング」でしょう。

今の日本株の状況は、日経平均株価に採用されるような大型株が大きく上昇しています。その半面、個人投資家に人気のある新興株は、もみ合いの状況です。つまり、今のタイミングは、大型株をいったん利益確定し始めた投資家の資金が、新興市場に流れ始めるときだと考えられるでしょう。

注目はマザーズ指数

もし、今起きている上昇トレンドが、更に大きなものになるとすれば、今後は、他の市場と比較して出遅れ気味であるマザーズ指数が上昇し、高値を更新してくるのではないかと考えています。ですので、マザーズ指数が4月につけた高値「1230ポイント」を越えてきたときが、再び日経平均株価が上昇し始めるときなのではないかと私は考えています。もちろん、将来の株価がどう動くかは誰にも分かりませんが、これが一つの目安となるでしょう。

私たちシステムトレーダーがすべきこと

ただし、私たちシステムトレーダーは、いつでもやることは同じです。シグナルの奴隷のごとく、シグナル通りにトレードするだけです。おそらく、今のように上昇したり、もみ合いになったりすると、周囲の期待や不安が何となく入ってきてしまうと思います。しかし、決して、そのようなノイズとも言えることは聞いてしまうと、いつの間にか、そのような言葉に汚染され、自分も精神的に上下に変動してしまう可能性があります。

ですので、そのような言葉を耳に入れることなく、私たちは私たちの信じる道を進みましょう。そうすることで、私たちは着実に利益を積み上げることができます。そして、同時にそれはあなたの望む成功に近づくことになります。だから、今回の情報は一つの情報として入れて、いつもと変わらない道を真っ直ぐ進みましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。